よくあるご質問

まず、基本的なことですが、『躾』は【ことば】だけでは出来ません。手本となる大人が身近にいるかどうかということが、重要なポイントです。『心を教育する』というと、『子供の心というものに向かって、何かを教える』というイメージがありますが、『心』が育つには『心』に直接向かい合い、働きかけるのではなく子供自身が、実際に『身体』を使って、自分を取り巻く社会、モノとの関係性で『経験』して成長するものです。ご挨拶、お返事、脱いだ履物を揃えるなど、基本的生活習慣を実践し、我が子を信頼し、園を信頼することで、お子様の心も顔も明るくあり続けると考え、指導しております。

幼稚園時代から引き続き外部搬入の給食です。栄養士がしっかりと考えた安心安全の給食を提供します。栄養バランス・アレルギー対応などをしっかり検討されているのでご安心ください。温かい給食の提供を行う為温飯機を使用しております。ご不明な点、ご相談などは遠慮なく園職員へお伝えください。

基本的に年少児の2号児を対象としています。 1号児や年中児に関しましては、その子その子の体力面や生活リズムを考慮し、保護者様と相談の上、短時間または午睡なしの対応を取らせていただいています。年長児になると全員4月末で午睡を終了し、5月からは就学に向けて生活リズムを整える為に午睡はしません。しかし体を休める環境づくりとして、絵本の読み聞かせなど子供の想像力が豊かに高められるような時間を過ごしています。

当園は「お手伝いを通じた仲間作り」を前法人より行っておりました。今後もその思いは引き継ぎますが父母会の発足予定はありません。「皆様が楽しめる環境」を最優先に考え「できる人」が「できる範囲」でお手伝いをお願いする事があるかもしれません。
そして当園には「父親の会」という父親同士のコミュニケーションを取りながら皆で楽しむ活動があり、園行事の準備のお手伝いや、有事に備えた「炊き出し訓練」などを企画、運営頂いております。是非当園で良き仲間を沢山作りましょう。

あります。制服は開園当初から変更していません。時代の変化に左右されない3歳から5歳の年齢だから特にカワイイと感じる黄色の制服は、今では当たり前になっていますが、当時はめずらしかった特徴として袖まくりして遊べるように袖口にゴムを入れた(子ども目線)からできているデザインになっています。離れた場所からでも「当園児である」とすぐわかる(安心感)と同じ制服を着用することで自立心、連帯感が生まれ、心身共に気持ちのスイッチが入りますし、制服についている3つのボタンは教材の一つと考えます。そして共働き世帯が増加している近年。毎朝の慌ただしい時間の服選びの必要もなくなります。当園の制服には変わらぬ思いの継承がここにもあります。

子供達の楽しそうに遊ぶ姿は、心が和みます。縦割りで遊びを考えて(かくれんぼ、〇〇オニ、だるまさんが転んだ、砂遊び、ダム作り、ドロケイ、しっぽとり…)数え切れないくらいの遊びの中で、発想発展をしていきます。この「正解」がない時代。発想力は必ずやお子様の力になります。

読めなくても大丈夫です。当園では、一人ひとりマークがありいろいろと工夫して目印をつけて、名前を書き込みます。何事も楽しく繰り返し授業で学ぶうちに読めるようになります。

平日に参加いただくのが個人面談(年2回。ただし希望者のみ)、公開保育(年2回)、お誕生会(該当月)、学習発表会になります。土曜日の行事は、奉納舞踊、運動会となっています。※諸事情により変更になる場合もあります。

当園は国の配置基準よりも多くの保育教諭(以下教諭)を配置しております。現場では、園長、副園長共に15年以上の幼稚園教諭経験があり、50年以上現役な幼稚園時代の園長も名誉園長として現場を支えていますし、補助者も子育て経験のあるベテランと充実しています。若い教諭たちは色々な仲間の声を現場に生かしながら保育をしております。

幼稚園より移行した園ですので、教諭の研修にも注力しており、「川崎市幼稚園協会」の主催する研修を始め、県や国の行政や幼稚園協会主催の研修にも教諭を交代で派遣し、研鑽を積んでおります。 また、少人数の園ですので、日々の出来事を全職員で共有し、定期会議では改善などが必要な際には問題点のあぶり出しと同じことが起こらないように協議をしております。

一説ではありますが、学ぶことの語源は「真似る」だといわれています。限られた時間の中、学び舎でどのような事を学ぶことが出来るのか。当園では、「少人数」での運営を心掛けています。それは(目や心を行き届かせることを大切にしている)からですが、もう一つあり、それぞれが(【見られている事】を意識してほしい)という思いもあります。
学年を一つ上げるたびに(お兄さん)や(お姉さん)になります。下の学年に(弟)や(妹)が入ってきて(見てもらう立場)から(見てあげる立場)に代わります。縦割りの良さの一つがそこにあり、(年長者としてのふるまい)に気を付けなければならない、という意識を持ちます。 知らず知らずのうちに(まねる)が(まねられる)立場への変化を感じ取っているのだと思います。年長者の目に変わった瞬間を見つけたら、すてきな見本になってくれるように見守りながら必要あればそっと手を添えてあげます。こんな子供の成長の瞬間が園内で何度も繰り返されています。「人から学ぶ」縦割り保育の目的の一つだと思います。